海外で日本のテレビを見ようとして、最初につまずくのが時差です。日本で夜8時に始まる番組は、ロンドンでは昼の12時、ニューヨークでは朝の6時。生活リズムとまったく噛み合いません。
リアルタイム視聴を捨てる
最初に決めるべきは、「リアルタイムで見ない」という割り切りです。日本のゴールデンタイムを現地時間に変換して予定を組むと、生活が崩れます。録画・見逃しを前提にしたほうが、結果的に多く見られます。
タイムシフトと見逃し再生の違い
似た言葉ですが、意味は違います。
- タイムシフト:放送中の番組を、開始から一定時間内なら巻き戻して見られる機能。24時間対応なら、その日のうちならいつでも。
- 見逃し再生(キャッチアップ):放送が終わった番組を、後から配信で見られる機能。3日、7日、30日などサービスごとに期間が違います。
「昨日の番組を今日見る」なら見逃し再生、「始まって30分経った番組を頭から見る」ならタイムシフトです。
週末にまとめて見る運用
現実的なのは、平日はニュースだけ、週末にドラマとバラエティをまとめて、という形です。見逃し期間が30日あれば、3〜4週間分を一度に追うこともできます。
おすすめは、シーズンごとに「今期見る作品」を3本まで絞ること。それ以上に広げると、追いきれなくなって結局見なくなります。
スポーツだけは別
スポーツ中継は結果が先に流れてしまうので、見逃しでは力が半減します。どうしてもリアルタイムで見たい試合だけ、現地時間に合わせて起きる。それ以外は録画で、という切り分けが現実的です。
画質を落とさないために
- 有線LANか、5GHz帯のWi-Fiを使う
- ルーターとテレビの間に障害物を置かない
- 4K より 1080P のほうが安定する場合が多い
- 同時視聴は1端末に抑える
回線速度は、実効40Mbps以上あると安定します。計測して足りない場合は、時間帯をずらすだけでも改善することがあります。